あなたは、どんな人が好みですか?どうやら人間には、真逆の人に惹かれるという特性があるようです。
ところで私は、よくスポーツが得意そうにみられるのですが、実はスポーツが大の苦手です。
幼稚園の頃は、体力がなく山に登る遠足で先生におんぶして貰っていたし、小学校や中学校の体育の授業では大体クラスで最下位、学年で最下位でなければまだラッキーと言うほどの運動音痴でした。
ドッヂボールでは、枠からはみ出て先生に叱られる。ボールは投げても6メートルくらいしか飛ばないし、マラソンを終えると次の授業が始まっている。サッカーもバスケットボールも、パスされても受け取れない。初めてやったボーリングではほとんどガターで、なんと2ゲーム合計で15点という有様。それどころか隣のレーンにボールを投げてしまったり、ボールがレーンの途中で止まり、スタッフを呼ぶなど、ありえないほどの運動音痴です。
そんな絶望的な運動神経の持ち主にも関わらず、自分が恋をする相手はスポーツ選手やスポーツが得意な人ばかりだったのです。
中学の時は体育の先生が大好きだったし、その先生からも、とても好かれていました。恋をする相手も運動神経の良い人が多く、ある時は競輪選手に恋をし、ある時は野球選手、仲のいい人も、ボクシングをやっていたり、元々スポーツで全国大会に出ていたなどいうパターンがとても多かったです。
結婚した相手も、なんと元力士。大の運動音痴の私がなぜか、元スポーツ選手と結婚してしまったのです。
これはどういうことなのでしょう?
不思議ですよね。
でも、人間には、自分にないものを求めるという本能があると考えると、納得がいくのではないでしょうか?
人間は本能的に子孫を残すようにプログラムされています。その時に、自分の苦手な分野を補うために、真反対の得意なことを持つ相手に惹かれる、と考えると合点がいくかもしれません。
かといって、全てが真反対なわけでもなく、たとえば歌などは私も旦那も得意で、似た部分もあります。
そんなスポーツ万能の旦那でも、唯一苦手なのが水泳で、水の中に入るのも怖いんだそう。逆に、運動音痴の私が唯一まだできるのが水泳で、8年間くらい習っていました。(もっともそれにしては下手ですが…)何だか面白い現象ですよね。
だから、誰よりも苦手なことがあっても大丈夫。苦手だからこそ、それを補う相手に惹かれる本能があり、結ばれる可能性を私たちは秘めているのです。
あなたが将来、結ばれる相手は、ひょっとしたら、あなたがとても苦手としていた分野のプロかもしれませんよ。
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